About Health Create
レジリエンスを広め、
幸せな日常を。
早いもので、医師としての生活も30年を過ぎようとしています。その間にたくさんの患者さんたちと出会うことができました。医師として治療が上手くいって嬉しかったこともあれば、患者さんの力になれず、落ち込んだ時もありました。そんな私にレジリエンスの大切さやケトン食の可能性を教えてくれたのは、患者さんたちです。難病の女性が、治療を乗り越えて元気な赤ちゃんを産んで、お母さんとして幸せに暮らしている。ステージ4の進行がんの患者さんが、ケトン食を続けて、10年を過ぎた今も元気に外来に来られている。皆さんの幸せそうな姿は、私にたくさんのヒントを与えてくれました。レジリエンスやケトン食の新たなエビデンスを示すことができたことは、研究者としての幸せでした。
そんな私に転機が訪れたのは、2023年7月に実施したクラウドファンディングです。私の予想を超えるたくさんの方々が応援してくれたことで、レジリエンスやケトン食が社会から本当に求められていることを実感しました。いよいよ、その研究成果を社会実装する段階になったと思い、思い切ってアカデミアから飛び出して、大きなチャレンジをすることに決めました。経営者としては1年生ですが、みなさんのお力を借りながら、今まで蓄積されたデータや特許、ノウハウを使って、健やかで幸せな日常を実感できる健康社会を実現していきたいと思っています。

PROFILE
代表萩原圭祐の経歴
大阪大学微生物病研究所招へい教授。医学博士。1994年広島大学医学部医学科卒業、2004年大阪大学大学院医学系研究科博士課程修了。医学博士。
1994年、大阪大学医学部附属病院第三内科・関連病院で内科全般を研修。
2000年、大学院入学後より抗IL-6レセプター抗体であるトシリズマブ(アクテムラ®)の臨床開発および薬効の基礎解析を行う。
2006年、大阪大学大学院医学系研究科呼吸器・免疫アレルギー内科助教、2011年、漢方医学寄附講座准教授を経て、2017年から大阪大学大学院医学系研究科 先進融合医学共同研究講座 特任教授(常勤)として2025年3月まで研究活動を行う。
2022年、京都大学教育学部特任教授兼任。少子超高齢社会の問題であるがん・フレイル・子育ての問題解決を目指し、ヒトのもつ自己再生力であるレジリエンスに注目し研究を進め、2013年より日本の基幹病院で初となる「がんケトン食療法」の臨床研究を進め、その成果を2020年に報告し国内外で反響。
その方法が「がんにおける食事療法の開発」としてアメリカ・シンガポール・日本で特許取得。関連特許取得2件。
従来、評価の難しかったレジリエンスの見える化に取り組み、心と身体、ヒトとのつながりを同時に測定し、個別のデータを示すレジリエンス評価システム(レジ活)を開発した。
これらの研究成果の社会実装を目指し、2022年11月より日本ケトン食療法学会(JKDS)設立、株式会社ヘルスクリエイト代表取締役就任。
日本癌治療学会、日本臨床腫瘍学会、日本臨床栄養代謝学会(JSPEN)などの学会で、がんケトン食療法の発表多数。
日本内科学会 総合内科専門医、内科指導医。
日本リウマチ学会 リウマチ専門医、リウマチ指導医、評議員
日本東洋医学会 漢方専門医、漢方指導医。
日本ケトン食療法学会(理事長)
◎書籍
『ケトン食の名医が教える 糖質制限はやらなくていい』(ダイヤモンド社)
『漢方がみちびく心と体のレジリエンス(回復力)』(大阪大学出版会)

MISSION
レジリエンスを高める
VISION
健やかで、幸せな日常を、
みんなのものに
COMPANY PROFILE
社名 | 株式会社ヘルスクリエイト(大阪大学発ベンチャー) |
---|---|
代表取締役 | 萩原圭祐 |
設立 | 2022年11月1日 |
住所 | 大阪府大阪市北区大深町6-38 JAM-STUDIO 911 |
TEL | 06-6131-8964 |
PATENT
取得した特許
1) 特許番号:US.10675262.B2 アメリカ
発明者:萩原圭祐
特許名:癌における食事療法の開発
出願人:国立大学法人大阪大学
特許登録日 20200609
特記事項:癌ケトン食療法の基本特許日米で特許取得、
食事療法での特許取得は画期的である
2) 特許番号:11201800657V シンガポール
発明者:萩原圭祐
特許名:癌における食事療法の開発
出願人:国立大学法人大阪大学
特許登録日 20201016
1) 特許7655551号
特許名:慢性腎疾患の改善用糖質制限高脂肪食
発明者:萩原圭祐、梶本勝文
出願人:国立大学法人大阪大学
特許登録日20250325
特記事項:ケトン食療法による慢性腎臓病への効果を示した画期的な特許である。
2) 特許第 7634868号
特許名:レジリエンスの程度を検出する方法
発明者:萩原圭祐、竹内麻里子、明和政子、松永倫子
出願人:国立大学法人大阪大学
特許登録日20250214
特記事項:感情の制御と社会とのつながりに焦点を当てたレジリエンスの評価方法
3) 特許第7120564号、特許第7168943号
特許第7168943号
特許名:癌における食事療法の開発
発明者:萩原圭祐
出願人:国立大学法人大阪大学
特許登録日20220808、特許登録日20221101
特記事項:がんケトン食療法の基本特許日米で特許取得、
食事療法での特許取得は画期的である。
2025年3月6日 大阪大学と特許権独占実施権を契約
4) 特許第6564993号
特許名:癌ケトン食治療におけるバイオマーカーの開発
発明者:萩原圭祐
出願人:国立大学法人大阪大学
特許登録日20190809
特記事項:癌ケトン食療法の効果判定用バイオマーカーの発明
5) 特許第6088044号
特許名:筋の老化防止用組成物
発明者:萩原圭祐
出願人:国立大学法人大阪大学
登録日20170210
特記事項:牛車腎気丸の抗サルコペニア効果の特許
6) 特願2021-552392
特許名:肝疾患の改善用糖質制限高脂肪食
発明者:萩原圭祐、梶本勝文
出願人:国立大学法人大阪大学
特許登録日20250513
特記事項:現在有効な治療法のないNASHへのケトン食療法による臨床効果を示した画期的な特許である。